モスクワとニューデリーは、観光団体に対するビザ免除を検討するため、6月に交渉を開始する予定であり、年末までに二国間の合意を締結することを目指していると、ロシア政府の関係者が述べました。
このアイデアは2022年に、ウズベキスタンで開催された上海協力機構(SCO)サミットの際に、ウラジミール・プーチン大統領とナレンドラ・モディ首相によって提起され、ロシア大統領は合意に向けた交渉を加速させるよう呼びかけました。
ロシア経済開発省の多国間協力部長であるニキータ・コンドラチェフは、「団体によるビザ免除に関するプロセスが進展しています。インド側は内部調整の最終段階にあるとの回答を示しました。私たちは6月に初めて彼らと協議を行い、合意案を議論する予定です。」と述べました。「私たちは年末までに合意を締結する予定です。」と彼は付け加えました。
先週行われた国際経済フォーラム「ロシア-イスラム世界:カザンフォーラム2024」で発言したコンドラチェフは、インドとの合意が、中国やイランとすでに確立されているビザ免除観光の成功を複製するだろうと指摘しました。
ロシアツアーオペレーター協会(ATOR)によると、2024年第1四半期にロシアを訪れた外国人観光客のうち、中国人観光客がほぼ半数を占めていました。データによると、全体として、昨年同期と比較して外国からの訪問者数は3倍以上に増加しています。ロシアへの観光旅行を行った上位5か国は、トルクメニスタン、トルコ、ドイツ、そしてUAEでした。
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